航海50日目
朝９：３０集合、メトロポリタン美術館へ。現地ガイドの長友さん（女性５０歳くらい？）とても解説が面白くて楽しかった。１０：００から1時間の予定が１５：３０までバッチリ！好意で延長してくれた「まだ話したりない！」との親切心に感動もの。
あまりに詳しいので尋ねた「絵描きさんですか？」「ただのガイドです」「元美大生とか？」「いえいえ」「サッカー選手ではないですよね」「それは違いますね（笑）」といった具合。何者かは分からなかったが、とにかく詳しいので面白い。
昼食で大事件！この日の食事は自分で自由に、である。メトロポリタンでナポリタン！なんて自分で言ってパスタを、地下の食堂注文。飲み物はパスタと売っていた強炭酸サイダー。ナポリタンではないがトマトソースのパスタだ。
ところが変…サイダーにアルコールが入っていたらしい。美術館で売っている飲み物にアルコールはないと思っていた私が甘かった。急性アルコール中毒の症状が出始めた。体が言う事をきかない、ヤバイ倒れそう。外に出てイスに座った。完全に症状が出ている。こうなったら倒れても安心のツアー仲間と一緒にいた方がいい。
気力を振り絞って合流。イスがあれば、そこに座り説明を聞く。めまいが起きそうだったが、心を落ち着かせて、なるべく動かないようにした。苦しかったが、何とか船まで頑張った。危なかった…アルコールの表示なかったのに、しばらく横になったら落ち着いた。ふぅ～。
夕食は正装して外へステーキを食べに行く約束。中毒の症状も治まり、快調！タクシーで「ルースクリス」というステーキ専門店へ。ハワイで良く利用したという同行のサーファーが手配してくれた。
ドレスコードはないが、ちゃんとしていると待遇が違うという。
高級店で食べるのは初めてだった。サーファーともぞうさんと同じメニューを頼んだ（まったく分からないので）。一緒にいったヒデさん（タピオカの店の社長）、元大塚製薬のタワシさん、最初からこの4人とは仲良くしてもらっている。しかし4人だけで食事をするのは初めてだ。タワシさんの注文は、なんとトマホーク！骨付きかルビみたいなやつのデカイのだ。骨がテーブルからはみ出ていた。
いやー、流石です、エンターティナーのタワシさん。
私はジンジャーエール、ノンアルコールを確認して注文、皆が笑っていた。3人は赤ワインで乾杯！美味しかった。トマホークのせいか、服装のせいか、テーブルの場所も良く、ウエイターもベテランらしき人がついてくれて気持ちがよかった。ニューヨーク最高！
ステーキで満足した余韻を噛み締めながら、船に戻って９Fデッキで仲間１０人くらいでニューヨークさよならパーティー。隣の空母もパーティーらしく軽快なジャズが聞こえてくる。デッキでダンスもしている。夜景はきれいだし、みんなノリノリの夜更かし。汽笛が鳴り、出港自由の女神に別れを告げる楽しい夜になった。
それぞれが楽しい思い出を作って、過ごせたNYやはり何でもありのところが、良かったのだろう。買い物、観光、博物館、ミュージカル、摩天楼めぐり、公園散歩などなど数々のエンターテインメントさすが世界の中心でした。私は、何となく東京と似ていると思った。それなりに何でもある、日本にしかない物の楽しみ方もあるだろう。
写真はニューヨークの夜景でしょ！
