近所のビルの1階に、こんな物があった。赤い彗星シャア!
あのアニメのガンダムに出てくるシャアだ。私はガンダム世代ではないが、子供が見ていたから知ってはいた。それに私はテレビ大好き少年だったこともあり、アニメは幼いころから見ていた。幼いと言ってもテレビを買ったのは小学1年のころだった。
それから間もなく日本初のアニメ漫画、鉄腕アトムが始まった。それまでは活劇ドラマが主流で「怪傑ハリマオ」「風小僧」「月光仮面」「七色仮面」「少年ジェット」などなど、よく見ていた。
海外ドラマは西部劇が好きだった。「ボナンザ(カートライト兄弟)」「ローンレンジャー」「怪傑ゾロ」。社会派ドラマもあったが「ベン・ケーシー」などは手術シーンが怖かったものだ。
子供ながら私より年上の人たちと同じ番組を見ていたので、結構記憶に残っている。ドラマの主題歌などはなんで知っているの?と15歳くらい上の人たちに言われたことがよくあった。
まだ銀座にハーフ・オーケストラを入れたナイトクラブがあった昭和50年代、たまたま飲み友達の社長に連れられて行った。客層は立派な金持ち紳士たちだった。三橋美智也しばりで生オーケストラで歌を競っていた。
司会者が「誰か怪傑ハリマオを歌えませんか?」に「こいつ歌えますよ!」と社長!楽譜も見ずに3番まで歌い終えると、もう大喝采だった。後にも先にもオーケストラで歌ったのは、その時だけだ。
話を戻して、アニメやSF好きなのは昔からで手塚治虫、松本零士作品などはよく見ていた。しばらく見なかった時期があったが、子供がテレビを見始めると横目で見ていたのが「ガンダム」だったと思う。
先日、私が掃除機の長いコードを巻き取っている時だ。誰に教えてもらった訳でもなく両手を広げててはたたみ、丸い輪にまとめていた。「あれ?なんで自然にできるんだ?」。
小さい頃、好きだった西部劇のせいで、カウボーイのマネを自然にしていた???
※駄句
山滴る彼方見渡すカウボーイ(天愚)