きょうは「1000円ガチャ」の話。NHK朝の番組で本物の真珠が入っているガチャを取り上げていた。愛媛県の宇和海真珠(株)が始めた「あこや真珠ガチャ」だ。日本全国で展開しているという。東京にもあるというので、行ってみた
これがガチャのボール。中身はピンクがかったパールのピアス。実はちょっとトラブルがあって店や店員さんに迷惑がかかると申し訳ないので、店やガチャの写真は載せません。
下調べをしてガチャの場所へ。テレビで放送したからか、場所が変わっていた。たぶん午前中~昼間は列ができたのだろう。店の外、玄関前にガチャが置いてあった。500円玉2枚を重ねて投入するのだ。1000円札ではない、なぜかは分からない。両替はレジでしてくれると書いてあった。
夕方、店に到着。こちらは下調べしていたので、500円玉2枚用意していた。投入口に入れてガチャ・・・ありゃ!出ないよぉ~。急いでレジへ!「出ないのですが・・・」。係りの人を呼ぶと言って、しばらく待たされた。
15分ほど待たされて、係りの若い男性が調べ始めた。鍵を使ってグルグル、グルグルと大変な解錠だった。箱の中に手を入れ排出口辺りを探っている。中身を入れ替えたばかりのようで、たっぶりボールが入っていた。
何かの拍子でボールが出ずに、空振りしてしまったらしいと言う。そして上から手を入れて1個取っていいと。一緒にいた妻が「ピアスがほしいなあ」と言うと、「それらしい物がありますよ」と、なんとなく誘導してくれたというわけ。
真珠ガチャにも当たりがあるらしい。後で調べたのだが真珠アクセサリーが2個入っている銀のボール、さらに大当たりは紙が入っていて2万円相当の3点セットとあった。
それが欲しいと言わなかったのが、係りの人の親切につながったのかな?若い頃ティファニーに勤めていた妻(アクセサリーにはうるさい)、そのパールが気に入ったらしく帰宅すると即、装着していた。
宇和海真珠のホームぺージ見れば分かることだが、本物の真珠は数が少なく、出回っている真珠の大半は淡水養殖や貝殻を加工したものらしい。本物の真珠でアクセサリーを作ると色や大きさを揃えると、はじかれた真珠が多数出る。それを何とかしたいと考えたのがガチャだった。真珠も喜んでいるだろうねえ。
何てったって本物の真珠が1000円!ハズレなし!これからもっと売れるだろうなあ。
下の写真は街角にある1000円ガチャ、怪しすぎて買う気がしない!それに比べると良心的で素晴らしいガチャだと思った。
都心にもたくさんある「あこや真珠ガチャ」どうですか。
ピアス、イヤリング、指輪、ネックレスのいずれかが入っている。1箱50カプセルに大当たり1個、当たりが3個入っているらしい。銀のカプセルが出れば・・・!
県外に最初に設置されたのは宇和島の2代目藩主の妻が松代藩の姫様だった縁で、千曲市だったという。宇和島藩の初代は伊達政宗の長男だったので、宮城県の大崎市にも配置されている。姉妹都市だったりと、昔の縁がまだまだ繋がっているのですなあ。
※駄句 買い物の帰り、1羽のカラスが不気味だった。
寒鴉ひと声発し糞落とす(天愚)