夕刻、山種美術館の周辺を散歩した。あまり馴染みがない場所だ。広尾高校の東側にはなかなか行くことがなかった。高校の東側、明治通りの辺りには良く行ったのだが。
山種美術館から恵比寿駅方面へ歩く。恵比寿へ向かう道路の右側(西側)を進んでいると、向かい側にダビデ像が!なんで?なぜ?と思いながらも、見とれてしまった。
10年前の今頃、夫婦でイタリアを北から南へ旅行した。ツアー仲間は女子大生が多かった。時期が時期だけに?卒業旅行と言っていた。今の学生さんはそんな旅行をするのだ、と驚いたものだった。
ミケランジェロ作のダビデ像にはフィレンツェで会った。アカデミア美術館の中ににドドーンと立っていた。あまりの大きさに驚いたものだ。5メートルとあった。後で調べると本物と同じ大きさのレプリカだという。
これを置いた会社は「パパス」とあった。衣料品、服飾雑貨の企画製造、カフェ・レストランも運営と。そういえば近くにはカフェもある。なぜかは?
ダビデだがイスラエルの二代目の王様。敵の巨人・ゴリテリアを岩石を投げてやっつけた。石を投げる風呂敷みたいな布を背負っている像だ。ダビデの星もある、正三角形を二つ重ねた図柄。イスラエルの国旗にも描かれている。
アカデミア美術館で説明を聞いた・・・それを少し思い出した。目の瞳をよく見るとハート形だとか、割礼をしていない男性器で論争があるとか。いろいろ・・・。
反対側から見たので、大きさは確認できなかった。原寸なら5メートルあるはず、今度じっくり見てみよう。目は合わせられないから瞳の確認は無理かな。
※駄句
夕東風や通り見渡すダビデ像(天愚)