大安の土曜日、普通なら結婚式が目白押しだったろう。天気もいいし引き出物を持った人々が二次会へ繰り出す夕方の時間、本日は混雑はしているが結婚式帰りという感じの人はいなかった。
これは青山学院の東側にある青学会館アイビーホールだ。ブライダルサロンやその関係店がたくさん入っていた。休業しなければ仕方ないだろうな、と思っていたが張り紙を見たら、撤退とあった。えーっ!潰れちゃったのかー。
青学会館の結婚式場は、1度だけ知人の子供の式に出席した記憶がある。確か・・・最上階にチャペルがあってステンドグラスが美しかった。
調べてみるとIVYCSという会社は、青山学院の学生生活を支える組織だったようだ。購買部や学食などを経営していた。株主は青学、コロナ前の売り上げ2019年は56億円だったそうだ。
ブライダル関係は厳しいだろうなー。年々派手になって来た結婚式も考え直す時期なのだろうか。船旅で仲良くなった女性、2人が結婚したようだが式はどうだったのか聞いていない。結婚しましたーとLINEで連絡があった。この世相だから何もしないで済ませるということも、可能・・・悪いことではない。
さてさて、コロナで非常事態宣言期間が延長となった訳だが、表参道の人出は多かった。外に出たくはなかったが、明日は母の日。同居している義母と妻、そして7年前に亡くなった母にカーネーションを買いに出たのだ。
3店ほど近所の花店を回った。結構高い。色も赤、白だけではなかった。紫色のものもあった。周りの花々も美しいものばかりだ。ガーベラにバラ、バラは種類も多く華やかで、心惹かれるものがあった。バラ、バラ、バラ、マイベイビーベイビーバラバラと口ずさんでしまった。
私が小学生の頃、学校でカーネーションを母親に送る行事があって、母親のいない子は白いカーネーションを渡されていた・・・今だったら何か言われるだろうなー。母親が死んでしまった・・・思い出すと悲しくなる子もいただろう、それを皆の前で白を渡される・・・ちょっと配慮がないかなあ。
元々はキリスト教で、亡くなった母親に捧げるのが白いカーネーションだったようだが、やはり配慮がたりない?
赤いカーネーションを買い、花瓶に活けた。
※駄句
母の日や一輪挿しは仏壇に(天愚)