旅行前にブログ練習中
竹林が日本らしいムードと高級感を演出している根津美術館のエントランスです。モダンな建物が多い南青山の一角に、存在を主張しています。大通りから離れているために中は静寂そのものです。
展示室は黒を基調に、厳かな感じです。日本庭園内も散歩でき、都会のド真ん中ということを忘れさせてくれます。
この時は「酒呑童子絵巻物」の展示が開催されていました。酒呑童子って大酒飲みの盗賊のボスで、貴族の令嬢を誘拐していたという伝説に出てくる鬼です。この鬼退治に金太郎さん（坂田金時）も加わっていたということです。
お嬢さんの誘拐、最近あっちこっちでネット絡みの事件が起きています。会ったこともない匿名の男性に誘われで出かけてしまう。罠を仕掛ける男どもは、匿名をいいことに嘘八百を並べ甘い誘いをするんでしょうね。ネット社会の怖さを感じる事件です。
酒呑童子からそんな連想をして、ぶらぶら帰路につきました。
