teng1954のブログ

定年後に世界1周旅行。再就職・・・終活かな

定年オヤジの世界一周旅行

航海39日目

f:id:teng1954:20190529184404j:plain

 

朝6時ごろジブラルタル海峡の一番狭い所(幅14キロ)を通過。霧が出ていてヨーロッパ側が見えなかった。アフリカ側のモロッコ・タンジェに入港する。

昨日のメンバーと行動するつもりだったが、5人になるので(タクシー乗るのに不便)辞退。ともぞうさんのグループに入った。集まってびっくり!こちらも5人。しかし、タンジェの町を中心にを散策する予定なので何とかなるだろう。

着岸地点から有料バスで市内まで行く、これは初めてだ。往復7米ドル。港のゲートを出るまでにこんなに遠いのも初めて!。タンジェはイスラム色の強い町で、モスクらしい所からはお祈りの声が聞こえる。女性の服装だが、ブルカの色が様々だ。今までは地味感じがしたが、鮮やかな濃いブルーとか赤にキラキラ光るものとかを着ている。色には制限はないのかな?

運よく大きなタクシーをひろった、スパルテル岬とヘラクレスの洞窟など回ってくれるという。お任せして岬へ行くが、残念ながら濃い霧が覆っていて美しい海岸くらいしか見えない。

ヘラクレスの洞窟はなんか不気味。海岸の岩山に穴が開いていて、そこから中へ。自然の穴に手を加えて中を広くした感じ。昔は人が住んでいたのだろうか? ジブラルタルは地中海の西の出入り口で交通の要衝、いまでもイギリス領(自治領)だ。昔から重要な場所だったので海峡の両側は「ヘラクレスの柱」と呼ばれていたそうだ。それでヘラクレスという名なんだろう。

とにかくアラビア語は分からないし、説明なんて書いてない。ガイドもいないフリーの散策だから勝手なものです。

タンジェの町に戻って食事、タジン鍋料理を頼んだ。これが1人前ずつで残念。大きな鍋でシェアできるのかと思ったが、日本のコンビニの1人鍋の量だ。しかも料理されてから出てくる、完成品でした。味はまずまず、パンとライス付きでした。通貨はモロッコ・ディルハム(1md=10円くらい)、通貨を持っていないのでカードで支払い。5人で4000円くらいでした。

タンジェは革製品が有名とかで、女性陣の買い物はそちらへ集中。とにかく言い値で買っては損ということで、交渉は長くなる。私たち男2人は店の外で待つが、しつこい押し売りを追い払うだけでも大変だ。けっこうな賑わいの町でした。

写真はジブラルタル海峡、右がアフリカ、左がヨーロッパです。