航海38日目
スペインのモトリル、アルハンブラ宮殿のあるアンダルシア州の港町。着岸地から港のゲートを出るのにバスで１０分くらいかかる。ゲートを出てタクシーを拾い３人でネルハという町へ。そこには白い壁の村、フリヒリアナ”スペインで最も美しい村”に選ばれたことがあるそうだ。
中心街から道に沿って丘陵を登る。きつい坂道が続くが１０時前ということもあって、店はどこも開いてない。店先や路地を通り抜けて高台へ到着。いい眺めだ。村の中心は白い壁と青い空、そして遠くに青い海、のどかでゆったりしている。
中心の町はギッシリ家が並んでいるが、山の方を見るとパラパラと家がある。それは山の尾根に沿って建てられている。斜面を削って整地などしていない、尾根に建っているのだ。尾根は水はけがいいはず、もしかしたら、それが災害を防ぐ方法なのか？など考えながら、点在する山の白い壁の家を見ていた。
次は乗り合いバスに乗って海岸の町・ネルハに。海岸沿いの道の海岸側はホテルや高級レストランが並び、海岸が全く見えない。壁のように続いている。海岸が見えない道の反対側には土産物店や食堂が並んでいる。本当に全く海岸が見えないので、両替店に入り聞いてみた。中心から１キロくらい歩いてやっと小さな浜辺に降り立った。
小さいがきれいな浜辺。そこには、なんとトップレスの女性も！なんか、そっちの方には近づきがたいので、反対側へ。友人２人は水着を持参してきたので、海水浴。水は冷たいが透明度が高く、魚も見えたという。１時間ほど遊んで、無料のシャワーを浴び町に戻った。帰り際、両替店の兄ちゃんに「グラシアス！」静かな浜辺で良かった。
パスタ、ピザ、なんとかピリピリという店おすすめのスープの昼食。パンも付いていてお腹いっぱい。シェアして食べると丁度いい多さだ。味も抜群！お土産物を見ながらブラブラしていると、船からツアーできた一行に遭遇。どんどん集まってくる。同じような所を回って来たらしい。海岸の洞窟に行ったのが、私たちと違うところ。食事はイマイチだったとか。
タクシーで港まで帰り、またバスに乗って船の前まで。港が広すぎるのか、出入りが大変なモトリル港だった。
写真は”スペインで最も美しい村”フリヒリアナ。
