航海53日目
魔のバミューダ・トライアングルに入ってから、ブログの送信ができた。今朝のことだ。バハマ諸島を通り、キューバの東側を回ってジャマイカを目指す。寄港した夜に地元のバンドがレゲエ音楽会を開いてくれるという。楽しみだ。
午後から水先案内人（講演するゲスト）森達也監督の映画「ドキュメンタリーは嘘をつく」を見た。テレビなどでは編集によって主観が入ってしまう、だから真実ではなくなっていると言う。映画も凝っていたドキュメント製作現場にフィクションを入れて撮影して、どこまでが現実で嘘はどこか、全く区別がつかないようになっている。最後に種明かしするが…。
森監督に興味を持った。場面、場面で見たような風景や店が出てくるので、外苑前に住んでいるのかな？
夜は「Ａ」という地下鉄サリン以降のオウムＶＳマスコミをオウム側から撮ったドキュメント。
サリン事件で被害にあった人たちを考えると、信者たちの無関心さに腹が立って途中退席。森監督にどうやってオウムに入り込んだのか、質問もできなかった。
実際、通勤時間が事件と合致してしまったら、私だって被害にあっていたかもしれない。教祖に心酔している信者たちを見ていて苦しくなってしまった。森監督と話す機会があればいいな。
もう一つ講演「地球発、宇宙一周の旅」モバイル・プラネタリウムでの話だったが、イマイチ。ＮＨＫのドキュメント製作者もそうだったが、話が下手すぎる。偉い人だったんじゃないのかな？日本全国で出張プラネタリウムをやってるって、言ってたが？？？
写真は文字通りの暗雲、２、３回ザザーッときた！
