銀杏の葉が一斉に散り始めた
この銀杏並木は渋谷・広尾の日赤前。奥の突き当たりは東京女学館になる。色づいた葉っぱが、散り始めて舗道は黄金の道だ。外苑の絵画館前はもっと見事だろう。
しかし、外国からの観光客が多い場所なのでパス!いつから観光コースに入ったのか?たぶんオリンピック博物館ができてからだろう。
早朝、人の少ない青山通り。きょうは風が強かった。舗道に並んでいる建物の前にスペースがあったり、なかったりする。スペースがある所は、空気の流れが変わる。
あっちこっちから吹き集められた枯葉が、強い風によって渦巻いている。小さな竜巻のようだ。それも1つや2つではない、あっちこっちで渦巻いている。
狭い舗道で動けなくなると、枯葉の渦巻きは車道に出て車と衝突する。一瞬消えるが、また渦巻いて舗道に枯葉を積み上げる。渦巻く枯葉の中に突っ込んでいく車、事故らなければいいけど。
レレレのおじさんとしては、きょうの枯葉の量にビビっている。昨夜から強い北風が吹いていた。案の定、掃いても掃いても枯葉が飛んでくる。
こうして見ると、枯葉の落ち着き場所というのは決まっているようだ。枯葉の吹き溜まりができる。それがまた舞って移動しては元に戻るようだ。
そういえば、銀杏(公孫樹)には雄、雌があるのは有名ですね。調べてみて驚いたのですが、雄から精子の元になるものが飛んで雌の中に入り、そこで精子に成長し受精するのだそうだ。
それを発見したのは日本人らしい。皆さんもググってみてください。「へえ~っ」てなもんですよ。
※駄句
ここかしこ渦巻く枯葉ビルの谷(天愚)