teng1954のブログ

定年後に世界1周旅行。再就職・・・終活かな

天愚の汗だく駄句

きょうは赤穂浪士が討ち入りを果たし、泉岳寺に向かった日。昨日、14日に義士行列を見に行った妻が買ってきた甘酒が写真。

本懐を遂げ、早朝に永代橋まで歩いて隅田川を渡った義士。吉良邸から江戸城方面ではなく、南下。お上に刃を向けるのではなく、飽くまで殿の仇討ちとの意思表示だったという。

そこで義士の行列を見た「ちくま味噌」の主人が店に浪士たちを入れ、甘酒をふるまっい労をねぎらったとか。店の主人と浪士の大高源吾は俳諧の友だったとか。甘酒の箱などに記されていた。

320年も前の事、どこまで本当か分からない。しかし、元禄の平和できらびやかな時代に江戸っ子が夢中になるような出来事だったに違いない。隅田川沿岸や永代橋あたりには結構「赤穂浪士」にかかわる碑がある。

江戸っ子を虜にした「赤穂浪士」に縁をつけようと、あれこれ考えたのだろう。亀島橋の横には「堀部安兵衛武庸の碑」なるものもある。住んでいたわけでもなく、稽古したわけでもないようだ。彼の師が住んでいた場所(安兵衛も少しの間豊留したとか)?当時の場所は火災でなくなり、そのあたりに移転して同じ名前を付けたと言われている。なんとしても”義士に、あやかりたい”江戸っ子らしい発想がうかがえる。

赤穂浪士が飲んだ「甘酒」を味わって飲んだ。身体が温まる・・・これは浪士たちも喜んだことだろう。

嘘か誠か320年前の事件が語り継がれているのは嬉しい事だ。

本日の駄句は、私が師事している句会で好評を得た句だ。亀島橋からはスカイツリーが良く見える。

※駄句

  北風や一刀両断634(ムサシ)立つ    (天愚)

でした。