前回はエジプト観光が3度もダメになったことを書きました。
今回は、なぜピラミッドに興味を持つようになったか、です。
それは家に「科学大観」という科学雑誌?事典?があったから。
3歳のころ、近所の遊び仲間は私より3歳以上上のアニキばかりでした。
彼らが小学校で習ったことを、帰宅しては私に教えるのです。
おかげで幼稚園に入る前から、平仮名は読めました。
絵本はもちろん、新聞も拾い読みしていました。
本というものに興味をもったのでしょう。
絵本などは、そんなに頻繁には買ってもらえません。
そこで見始めた(読むではなくて)のが、家にあった「科学大観」でした。
人体、動物、植物から歴史、宇宙まで写真やイラストで解説してありました。
私が特にひかれたのは、宇宙と歴史でした。宇宙は星座くらいしか理解できません。
歴史は恐竜から人間の誕生など、イラストだけでも驚きの連続でした。
近所のアニキたちが学校に行っている間、毎日家で大人しく見ていたのです。
その中でも大勢の人が、大きな石を運びピラミッドを作る場面が好きでした。
宇宙からも見えるという人工建築物は、ピラミッドと万里の長城だと何かで読みました。ぜひ生きているうちに、数千年前の建築物を見てみたいと思いました。大人になって考古学をかじったのも、そこが起点だと思います。