ここは都心のど真ん中！渋谷駅から東へ１キロくらい。
こんな密林がある。道路脇などは、はみでている雑草を年１～２回刈っていいるいるようだ。それでも、ほぼ自然のままで四季を映している。左側は崖になっていて、昔ここは池だったのかな。その横の道路は川だったのかもしれない。
青山からは日赤のある広尾まで”尾根伝い”に坂を避けて行ける。広尾と六本木の間に谷、広尾と国学院大学の間にも谷がある。西には渋谷という谷もある。
その広尾と渋谷の間の一角に、江戸時代末期には島津藩の下屋敷があった。いまは常陸宮邸となっている。周りは本当に緑が濃い。ガマガエルが出るのも当然か。梅雨の間の晴れ間にはトカゲが舗道まで出てきて、２，３匹で日向ぼっこしている。青大将も見た！あのクネクネと動く蛇独特の進み方を久しぶりに凝視した。
植物が手付かずで残っているということは、やはり昆虫も多い。いまはミンミン蝉の大合唱だ。野鳥も多い、スズメなどは追いやられて隣のマンションに巣を作ったりする。これが大変！業者は害鳥でないので、駆除できない。子スズメが巣立つのを待って、巣の撤去をしなければならない。
宮内庁管轄だから自然が残っているのだろうなあ。一般の所有なら周りのようにマンションが立ち並んでいただろう。見たこともない動物がいそうな気がする。
※駄句
密林やコロナ失せろと蝉の声（天愚）
