teng1954のブログ

定年後に世界1周旅行。再就職・・・終活かな

天愚の汗だく駄句

きょうが仕事納め。明日から6日間休みだ。新聞社勤務時代には考えられなかった。なにせ1月2日の新聞だけが休みだった。元日が休みで2日の新聞がないのだ。それでも取材記者は出勤しなければならない。特にスポーツ記者はイベントがあるから休めないこともある。

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やっと普通の生活ができるようになり、大掃除の始まりだ。庭の隅にある水道メーターの蓋を開けてみた。と、なんと蛞蝓(ナメクジ)がいるではないか!冬にはあまり見たことがなかった。写真を撮ろうと、スマホを取りに行っている間に丸まっていた体が5センチほどに伸びていた。

不思議な動物だ。ちょっと調べてみた。インターネットは便利だ、昔なら生物図鑑とか百科事典などを見なければならないのに、いまはすぐに調べられる。まあ、興味を持たなければ調べる気にもならないだろうが。今の若者は物知りなってしかるべきなのだ。どうなのだろう・・・。

ナメクジに戻ろう。軟体動物で雌雄同体。肺呼吸をする、背中の四角部位が肺に繋がっているという。元々は巻貝タイプでカタツムリとは違って背中の貝を捨てて進化した。

知らないことばかりだ。さらに調べると、雌雄同体なのに交尾するらしい。ネットの写真で見たが神秘的な光景だった。精子の入った袋を相手と交換するという。からみあってお互いの緑の精子袋を交換する・・・その精子で自分の卵子を受精させるのだ。しばらく保存しておけるらしい。好きなタイミングで卵を産めるということだ。

ナメクジの弱点は、光に弱い、乾燥に弱い、そして動きが鈍い。同じ遺伝子のナメクジだと病気が流行った場合に全滅する恐れがある。それで運良く出会った相手と精子の交換をするというのだ。これも生命の神秘かー。自然淘汰の中で進化していくのだなあ。

※駄句

蛞蝓(ナメクジ)や冬ざるる蓋にしがみつき(天愚)