冬眠しそこない？
道路の落葉を竹箒で掃いていたら、何か動くものが！何だろう・・・紅葉色に染まったカエルだった。元々こんな色なのか擬態なのか分からないが、見事に身を隠していた。
写真左がカエル、種類？私には分からない。カエルは苦手な方だから。昔、営林署の近くに住んでいた。仙台の東照宮の裏手が営林署だった。今もあるのだろうか。
そこには大きなヒキガエルが多数生息していた。しかし、道路に出ては交通事故に遭って死んでいた。その悲惨な姿を見て、苦手になった。
あまり近づかないようにしていたが、そうもいかない事態になった。今でも付き合いのある３人の悪友と、中３の夏休みの課題で「ガマの油の研究」をすることになったのだ。
確かに身に危険が迫ると、背中のイボから白い液体を出したようだった。鏡に己の姿を見せたり（ガマの油売りの口上）したが、効果なし。棒で突いたりしたら、液体が・・・。
それよりも、研究発表のためにバケツに入れてきたガマが授業中に逃げ出した。教室中が大騒ぎ！！発表よりもそっちの方を良く覚えている。それから私たち３人はクラスの女子から白い目で見られるようになってしまった。（笑）
さて、カエルだがアスファルトの上では冬眠できないだろうから、起きて正解だと思う。ヨタヨタと移動しているので、そのままにしておいた。
掃除を終えて探してみたが、どこにもいない。無事に土の部分にたどり着いたならいいけど。途中、交通事故やカラスに襲われた可能性もある。土のある部分は近くには、あまりない。わずか５センチほどのカエルが、２０センチはある壁（花壇の周り）を飛び越えたとは思えない。
吸盤で登ったか？とにかく見当たらなかった。
暑かったり、雨が降って急に寒くなったり、動物も季節感が狂ってしまっているのかも。
※駄句
寝忘れて紅葉に隠る蛙かな（天愚）
