teng1954のブログ

定年後に世界1周旅行。再就職・・・終活かな

天愚の汗だく駄句

本日は鳩の話

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毛色の変わった鳩がいた。青山通り界隈を縄張りにしているらしい。文字通り変わった毛色、体と頭に三色くらいの模様がついている。一般の鳩とは違うから、すぐにソレとわかる。

先日書いたガマガエルの悲惨な姿を見たころ、友達から鳩を譲り受けて2年ほど飼った。ツガイをもらって飼っていると、野鳩が小屋に入ってきて結構な数になった。鳩小屋は入れるが出られない構造になっているから。

餌を与えて、しばらく飼う。すると自分の家と思い込むらしい。期間は忘れたが、ある期間飼って、外に放し着陸させないように旗などを振ると、小屋の上空を旋回するのだ。豊富なエサが目当てなのかもしれない。

小屋は父親が作ってくれた。厳しい父親だったが、私がしたいことを結構許してくれた。(今思えば・・・)。柔道部の主将でクシャクシャしていた私に、逃げ道を作ってくれたのかもしれない。遅いけど感謝。

何かと他人の面倒をみる役目が多かった私。そんな柄じゃないのに、これが何となく定年まで続く。世界一周の船でも何となく保護者だった。ま、歳のせいもあったけど。船で仲良くなったのは60歳以下(一番下は16歳が二人)。おじいちゃんだよな。

あ、鳩。住居が変わるまで約2年くらい飼った。朝、糞の掃除が大変だった。近所に迷惑をかけないように、掃除は必須。ヒナを育てる鳩がいると、掃除が大変!ある程度、鳩のことを知り、レースに出せるような鳩ではないことが分かった。

友人は結構いい成績を残していたようだ。後日談になるが、長男の奥さんの父親が、やはり子供の頃に鳩を飼っていてレースで優勝したこともある人。同じ年で、何となく話も合う。宮城の栗原という所に住んでいる。

私の場合2年ほどが限界、ちょうど良い時期に引っ越したようだ。高校生になり忙しくなった。いや、暇を作った。部活でも役には付かず、クラスの何々委員というものも一切やらなかった。しかし、大学ではまた部活の役員になるのだが・・・。

生き物、鳩を飼って、その生態を見たのが性格形成に影響したのかな?小学6年の転校生は結構きつかったから。心の癒しに役立ったのかもしれない。知らずに心がささくれていた?父親は気づいていたのか?

鳩の面倒を見た2年間、良い経験だった。

※駄句

春風や鳩が啄む新舗道(天愚)