teng1954のブログ

定年後に世界1周旅行。再就職・・・終活かな

天愚の汗だく駄句

暖冬のせいか、目覚めの頃なのか

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4日ほど前、道路でガマガエルを発見!冬眠から目覚めるには、まだ早いだろう?工事現場を見ると、この辺りは赤土だ。土から出てきたばかりのような色具合だ。大きさは15センチくらいかな。なかなか動かないので、そのまま通過。

1時間くらいして、隣のマンション管理人さんに「ガマいたでしょ?」と聞くと、玄関前にお座りしていたらしい。そして本日、ゆっくり動くガマを同じ所で発見!色は前よりも黒くなっていた。下がアスファルトだから、補色というのかな、色が似てくる。

前の管理人さんに「そこガマいるよ」と言うと、鉄チリ(鉄道チリ箱)に優しく追い立てて土のある方へ運んでいた。前回もそうしたのだな、と思う手つきだった。車が通るし、反対側はマンションの駐車場だ。交通事故に遭わなければいいが・・・。

ガマガエルには思い出がある。仙台市に転校(小6)したのが東照宮の北側。当時は営林署があって、かなり大きな森があった。遊ぶ相手もいないので、森の中を散歩した。自然そのもので、結構楽しかった。

ある時、木に登っていたらアベックが真下に!始めちゃった!小6の男子には刺激が強すぎる。最後まではいかず、車に戻って行った。息を殺し木にしがみつき疲労困憊だった。その後もキスシーンを見かける場所でもあった。

それよりも、そこは動物の宝庫。大きなガマガエルが何匹もいる。しかし、道路(未舗装)があったので、悲惨な死に様を毎日のように見た。体の表面が丈夫なせいか、轢かれると口から内臓を吐き出している。

あまりに悲惨なので、ガマを意識して見なくなった。そんなに嫌いなわけではなかったのに、いつの間にか好きじゃない動物の仲間入りしてしまったのだ。そんなことを悪友に言うと、干からびたガマの死骸を頭に乗せられたり、散々な目にあったものだ。

中3の夏。夏休みの自由研究で「ガマの油」をやろうとなった。私は尻込みしたが、悪友は許さない。この悪友2人は今でも付き合いがある。1人は月1で、もう一人は大阪在住なので3月か4月に1度出張の時に会う。今年定年ということで、先日の上京が最後になったが・・・。

ガマの油」・・・筑波山ガマの油売りの口上から、いろいろ実験。油はとれなかったという結果だった。発表会の当日、バケツに入れておいたガマガエルが授業中に逃げ出して大騒ぎになった。女子は悲鳴をあげるし、先生には怒られるし、てんやわんや!

何かの賞をもらったような記憶が・・・。それ以来、ガマガエルには接近しようと思わない。

それにしても、東京のガマガエルは冬眠をしないのだろうか?この時期にノコノコと、道路に這い出すのは危険だ。15センチほどに成長するのには、それなりの時間も必要。餌、安全性などなど都会暮らしは問題がいっぱい。

※駄句

早起きの蝦蟇の頭に寒桜(天愚)