高さが3メートルほどあって、何の木か分からなかった
地面には、十字の形をした小さなオレンジ色の花が多数散らばっていた。道路脇の2メートルを越えるコンクリート塀の向こう側から、覆いかぶさるように茂っている木。これは金木犀らしい。友人に写真を見せたら、即答だった。
私の知っている金木犀は、せいぜい1メートルくらいの高さで花よりも香りで気づいたものだ。こんなに大きくなるのだなあ。
ちょっと調べてみた。不思議なことにデジタル植物図鑑には名前すら載っていない。電子辞書の広辞苑には写真もあった。でも細部ままでは分からない。しかし、すごい花の量だが、日本にある金木犀は雄株だけで実はならないらしい。雌雄株があるとは知らなかった。どんな実なのだろう?
※駄句
香も散らす金木犀や空の中(天愚)