この写真を撮った時、LINE友達には送ったが、その後の展開もあったのでブログにすることにした。
ドングリと一緒にカマキリも落ちてきた。前にも書いたがカマキリ(蟷螂)は秋の季語なのだ。道理で秋に見かけることが多いわけだ。しっかり食べて産卵の時期なんだねえ。お腹が張っているように見える。飛ぶ元気まではないようで、コンクリの塀を登っては落ちる、の繰り返し。
やっと登った所がコンクリート塀の一番下の段。緑のある場所までは、遥かな道のりだ。ここまで見て、この場所を離れた。この後、雨が降りどうなったか少し気になっていた。翌日の朝、反対側から歩いて探したが姿はなかった。
道路の掃き掃除をしていたら、なんと!大きな木の下になっている塀に取り付いていた。垂直の部分に逆さになって、じっとしている。やがて動き出すが、ノロノロと体力を消耗しているような感じ。
昨日は自然に任せて・・・と思っていたが、こいつ私にSOSを発信しているのか、とも思えた。余計なお世話かもしれないが、ちょいと捕まえて道路の植栽の中に放した。しばらくは警戒するように周りを見ていた。
付き合ってばかりいられないので、5分ほどして放した場所を見たのだが、もう緑の中に紛れ込んで行方が分からなくなった。無事に産卵できるといいのだが・・・。
※駄句
風吹かば団栗降りて頭打つ(天愚)