teng1954のブログ

定年後に世界1周旅行。再就職・・・終活かな

天愚の汗だく駄句

 昨晩は月1の幼馴染みの会。先月は体調が悪く欠席してしまった。2カ月ぶりに会った。小中と一緒の学校。会員?は今3人、3~5人で推移していたが、転勤やら何だかんんだで3人になっている。

私の育った仙台は、高校になると男女別学そういう時代だった。今は共学になっているが、公立の女子高は名前を変えるのが大変だった聞いている。〇✕女子高等学校では、共学にならないからなあ。

3人のうち1人が女性、もう一人の男性は高校まで一緒だった。女性は小学校4年くらいで転入、私は6年2学期から転入。2人の親が公務員だったので、よくある転勤のせいだ。だから幼馴染みは少ないので大事に付き合っている。

月1で2時間ほどの飲み会、といっても私は飲めないのでウーロン茶かコーラなのだが、何でも話せる仲間といるのは心地が良い。写真は帰宅して、我が家の狭い空から見えた三日月。スマホで撮ったにしては、まずまず、でしょ。

上弦の月が「きょうも楽しかったかい?」と訊いているようで、返事代わりにパチリ。

楽しい時間を過ごして、久しぶりに山手線で渋谷まで乗った。新しい駅・高輪ゲートウェイも通った。そして恵比寿駅に。うむ?この発車メロディは?「第三の男」ではないか!なんで?スマホで検索。昔、エビスビールのCM音楽が「第三の男」だったとか。なるほど。

発車メロディが、ふと心を揺さぶることがある。地下鉄銀座駅、銀座線は「銀座のカンカン娘」、日比谷線は「銀座の恋の物語」なのだ。長い間気づかなかった。一番ハッとしたのは山手線の高田馬場駅かなー。なんてったって「鉄腕アトム」だもの!手塚治虫虫プロがあったからと聞いた。

私の気づかない駅メロもあるのだろうなー。

※駄句

 三日月や何を語るの春の宵(天愚)

天愚の汗だく駄句

前回は友人たちの病気の事を書いたが、実は同じ日の夕刻にあった出来事も書いておきたい。写真は近所の「海蔵寺」の桜、もう散り始めている。海蔵寺には芭蕉の句碑「身を捨に登る虫あり高燈籠」がある。

夕方の銀座線は大混雑だった。風雨が強くなったせいかもしれない。朝に天気予報を聞いて大きな丈夫な傘を持って出て正解。

混雑する地下鉄に乗って、吊革を掴む。すると、前に座っていたフードを被りダブダブの防寒コートを着た人が立ち上がった。そして”どうぞ”と手招きしたのだ。あれ?外国人の少年かー?足元には旅行用のコロコロがあった。けっこうな美少年。

私は「けっこうです」と言ったが、座ろうとしないので好意に甘えた。キャップを被ってマスクもしているのに、老人と分かってしまうのか。ま、耳あたりの白髪を見て察したのだろう。

外国人で同じような光景を見た記憶が蘇る。日韓ワールドカップの日本での第1戦カメールVSアイルランド。新幹線で新潟へ。同じ車両にアイルランドの大応援団がいた。にぎやか過ぎる程だったが、日本人の老夫婦が車両に入って来た時に一斉に立ち上がったのだ。席の譲り合い。老夫婦は驚くばかり。でも良い光景。そんな事を思っていた。

地下鉄の混雑が一瞬なくなった。隣に先ほどの美少年が座った。フードをはずすと、なんと女性だった。20歳くらいかな。そんなに混みもせず下車する駅に。改札に、その女性がいた。降りる駅が同じとは、奇遇。出口も同じだった。

駅の地上に出ると風雨が激しい。フードを被っただけで信号を走って渡って行った。私も同じ方向だ。交差点を渡ると、彼女が雨の中で立ち止まっている。気の毒なので、傘をさしかけて「ホエア アー ユー ゴー?」と訊く。

私の顔を見て、席を譲ったお爺さんだと分かったようで、「オー」と笑顔。

彼女は「〇△▢・・・カリフォルニア」と応えた。私の発音が悪いので「どこから来たの?」と聞こえたのかな。もう一度、ゆっくり尋ねる。「〇△▢・・・・」分からない。すると自分の髪を指して「ヘアサロン」と言う。

旅行用コロコロを持って同じ出口なので、我が家の隣のマンション兼ホテルの所かと思ったのだが違った。そこなら送っていけるのに。ヘアサロンなど見たことはあるが、店の名前は知らない。

私は小さな折り畳み傘を、いつも鞄に入れているのを思い出した。15センチ程の物だ。「私はもう1つアンブレラを持っているから、プレゼントする」と言う。鞄が深くてなかなか取り出せない。すると、彼女が傘を持ってくれた。やっと取り出して彼女に渡すことができた。すぐに、その場を離れてしまった私。

失敗だ。雨の中で傘をコジ繰り回している。傘を開いて渡すべきだったが遅い。なんとか傘をさしたのを遠くから見て、ホッ。

エスコートに慣れている人なら、相合傘で店まで同行するだろう。傘を渡すだけでも開てからだよなあ。やはり私はモテるわけがない、と自嘲した次第。

家に帰って、傘をあげたことを妻に報告。笑って「いいことしたね。また傘を買いましょう」と言ってくれた。良かったー。

※駄句

 席譲る異国娘に春光る(天愚)

天愚の汗だく駄句

久々に書く。朝から善い知らせと悪い知らせがあった。

まず、善い知らせはサンスポ時代の先輩で釣りの師匠からLINEが届いた。

病気で長い期間、入退院を繰り返している。しばらく連絡が取れなかったが、

LINEが既読になり、返事も来た!

サンスポ時代は言い争いなどもしたが、それはお互い仕事熱心だったからだと

思っている。お互い頑固だったせいもあるかー。

船釣りを教えてもらってから、いろいろ公私に世話になっている。仲間の1人が

北海道へ移住したのをキッカケに、毎年サクラマス釣りへ行っていた。ここ数年は互いの体調が悪く行っていない。

この夏は一緒に行きたいものだ。

悪い知らせは、大学時代からの友人が癌の末期で緩和ケアセンターに入るということ

だ。彼は山形から、私は仙台から上京し大学の同じ寮に入った。クラブも同じ。寮の先輩に勧められた「離島研究会」。お互い旅好きだったので、入ってしまった。

日本のあちこちの離島に行って、教育問題、社会的な問題、民俗学的な調査などをした。LINEなどには積極的には加わらない性格だったので、連絡はたまーに程度。

2017年だったか、クラブの仲間を訪ねて長野・高遠で花見をした。また集まろうということで電話をした。スマホには出ない・・・家へ電話した。

奥さんが出た。私を覚えていてくれた。そして緩和ケアの話、奥さんが淡々と話してくれたが、内心はどうだろう。

私は、本人が苦しまないようにとの決断は正解だ、と言った。1人で何もかも決めなくてはいけないようなので、少しでも気が楽になればいいと思った。

昨年、同期の1人が亡くなった。もう悲しいのは遠慮したいが、歳相応の巡り合わせなら仕方ない。

私は13年前に癌の手術をした。手術後2年間は体調に苦しんだ。その時に「夢」世界一周を決断。定年になり、即実行。船旅の世界一周は楽しかった。引き籠りに近かったが、仲間に入れてくれた人たちがいた。ありがたい経験をたくさんした。

それに念願のエジプトのピラミッド、イースター島のモアイを見ることができた。エジプトは政情不安で長い間、渡航禁止だった。イースター島はなかなか行きづらい。両方に行けたから、もう思い残すことはない。

悠々自適と、思ったら再び新聞界へ戻ることになった。戻って3年目そろそろかなあ。

 

写真はブログを書く前に撮ったもの。家の近くのワタリウム美術館キース・へリング展見たかったなあ。ワタリウムの向かいのビルの壁にへリングの書いた絵があったのが懐かしい。今は壁をばらして保管しているとか。

※駄句

  善い便り悲しい便り春の雨(天愚)

天愚の汗だく駄句

久しぶりに書く。外苑の銀杏並木は、すっかり葉が落ちていた。恒例?日曜日はスーパーカーが集まっていた。それを狙うカメラ小僧もいる。

先月末から体調が悪かった。あまりに不調なので、医者に行った。先月末は扁桃炎だった。喉が痛く食べられない。扁桃腺が腫れるなんて、小学校以来だった。それが続いて体力が落ちた所に、今度は花粉症の影響だ。

小さい頃は、杉の花粉にまみれて杉の実をとっていた。杉の実鉄砲の弾だ。花粉で全身真っ黄色になったものだ。それが2,3年前から花粉症?という症状が出てきた。今年は何故か、症状がひどい。鼻水、くしゃみ、頭痛、そして気持ちの悪さが続くのだ。

注射を2本打ち、薬をもらって少し気分が良くなった。

先週、妻と買い物に出かけた時に、彼女の歩くスピードについて行けなくて情けない気持ちになった。速く歩けなくなっているのだ。運動不足だなあ。

若い頃、何度も野球をした絵画館前の野球場。野球をしているのを見るのは久しぶりだ。プロ野球シーズンなると、ヤクルトの選手もここで練習をする。それを見に何度も来たものだ。こうしてみると、やはり運動なんて全くしていないと気づく。

うーむ。

そしてグラウンド周りには、桜が咲いていた。早いねー。外苑の中をぐるりと回り、国立競技場に新しくできた「明治公園」を見た。

親子が遊べる公園になっていた。デモの集合場所だった頃とは、全く雰囲気が違う。

1時間ほどの散歩だったが、本日は妻に大きく遅れることもなく家に着いた。少しは体力が戻ったかなあ・・・。

※駄句

 春うらら来たぞまた来た花粉症(天愚)

天愚の汗だく駄句

久々のブログ。年末から体調が悪い・・・風邪?熱も少しあったかもしれない。かかりつけの医者に行くと、熱があった場合は外で先生の時間が空くまで待たされる。この寒空の下そんなことされたら、間違いなく倒れる。

無理せず、だらだらと布団の中で過ごす毎日だ。そんな時、世界一豪華な客船の記事を見た。

「アイコン・オブ・ザ・シーズ号」乗客7600人乗務員2400人合わせて1万人も乗ることができる超巨大豪華客船だ。私が世界一周した船「オーシャン・ドリーム号」は乗客乗務員合わせて1800人くらいだった。

ふと思ったのだが、これだけ大きいとパナマ運河は渡れない。パナマ運河はプールのような箱に海水を入れて、徐々に上へ移動するのだ。

そのキャパは幅32・3m、長さ294・1、喫水12mだそうだ。「アイコン号」は幅64・9m、長さ365m・・・パナマ運河は絶対に渡れない。

カリブ海で豪遊するための船だから、パナマ運河は関係なさそうだ。

ちなみにピースボートの新しい船「パシフィック・ワールド号」乗員乗客は3000人程度だから船体の大きさも3分の1くらいだろう。5年前に一緒に世界一周した社交ダンスの先生ご夫妻がいま2週目を楽しんでいるようです。

リマからのFBが届いたから、パナマ運河も問題なく渡れたのだろう。

ピースボートには変な因縁がある。40年ほど前に「若人の船」という笹川財団が音頭をとって東南アジアの若者と日本の若者を交流させる船旅があった。その時の船が「新さくら丸」その船が後日ピースボートの船になっている。

ピースボートのスタッフと懐かしいと話し合った。スタッフのSさん元気かな?

※駄句

 風花やモアイと話し五年過ぐ(天愚)

天愚の汗だく駄句

いやー、忙しい年末年始だった。新聞社なんて、どこでもそんなものだと思う。ただし、それが疲れとなって残るのは年齢のせいかな。

石油業界トップの不祥事、自民党議員の裏金、能登半島地震それに対する政府の対応は・・・毎年恒例のものに加えて、それだけの事があれば書くことは山ほどある。私に関わりのあることは多少だが、いろいろな所で繋がっているものだ。

とにかく今年2週目を終えて、やっと休みだ。急に寒くなったのも原因なのか、体調が良くない。11日とうとう古稀になって妻からのプレゼントは手袋あ。まり寒がりではないが、自転車に乗る時は必需品、ありがたい。

私の新年の行事は続く。先日は豊川稲荷に初詣し「融通金」を頂いた。東郷神社の「勝守」、そして穴八幡の「一陽来復」も節分までに新しくしなくてはならない。それをしないと安心できなくなった。

東郷神社は歩いて行けるが、穴八幡へはチャリが必要だ。電車でも行けるが、並ぶ時間が長いと疲れるので真っすぐ帰りたいのだ。その時のために手袋、という訳。20年近く?恒例になった事を止めると・・・悪いことが起こりそうで、今年もまた。

さて、古稀の誕生日に幼馴染や大学のサークル仲間、サンスポの戦友たち、そして世界一周クルーズで知り合った友から多数の「おめでとうメール」を頂いた。その都度、誕生日に作った俳句、ダジャレ俳句だが、けっこう笑ってくれたので掲載する。

※駄句

  腰痛し肩もコキコキ古稀の冬(天愚)

天愚の汗だく駄句

今年、初めてのブログ。なーんか年末の疲れがとれず、句など詠む余裕がなかった。

4,5日と出勤し昨日はグッタリしていた。

そんなわけで6日遅れで初詣。込み合う時間は避けて早朝出かけた。いつも「勝守」をもらう東郷神社は、混雑するので後日回しにした。赤坂見附まで歩いて豊川稲荷へ。「融通金」をいただいた。

豊川稲荷は朝6時開門、まあ観光客などが来る前の10時前、やはりガラガラだった。昨年は暖かくなった午後に行って、30分ほど並んだものだ・・・あー良かった。

以前書いたが赤坂見付までの国道246はスーパーカー通りとも呼ばれる。世界の巣パーカーのメーカーのショーウンドーがたくさんあるからだ。日曜日にはスーパーカーの愛好家が自慢し合う?集りのようなものがあるらしい。私も銀杏並木あたりで見かけた記憶がある。本日も早朝というのに、爆音をあげて走り去るスーパーカーを何台も見た。不思議なことに、その姿を写真に撮ろうとカメラ小僧が交差点や舗道を走り回っていた。走り去る時間をどうやって知るのか?SNSか何かで知る方法があるのだろう。

以前も見た金色一色のテスラ、そのナンバーは「・・・1」。写真の2台のナンバーも「1」。なにかあるのかねー。

銀杏並木も今は下の写真のように、寂しくなった。

サッカー、ラグビーと明日もにぎわいそうな外苑前、早朝だけが静かなのだ。

※駄句

 地震(なヰ)ありて六日遅れの初詣(天愚)