久々に書く。朝から善い知らせと悪い知らせがあった。
まず、善い知らせはサンスポ時代の先輩で釣りの師匠からLINEが届いた。
病気で長い期間、入退院を繰り返している。しばらく連絡が取れなかったが、
LINEが既読になり、返事も来た!
サンスポ時代は言い争いなどもしたが、それはお互い仕事熱心だったからだと
思っている。お互い頑固だったせいもあるかー。
船釣りを教えてもらってから、いろいろ公私に世話になっている。仲間の1人が
北海道へ移住したのをキッカケに、毎年サクラマス釣りへ行っていた。ここ数年は互いの体調が悪く行っていない。
この夏は一緒に行きたいものだ。
悪い知らせは、大学時代からの友人が癌の末期で緩和ケアセンターに入るということ
だ。彼は山形から、私は仙台から上京し大学の同じ寮に入った。クラブも同じ。寮の先輩に勧められた「離島研究会」。お互い旅好きだったので、入ってしまった。
日本のあちこちの離島に行って、教育問題、社会的な問題、民俗学的な調査などをした。LINEなどには積極的には加わらない性格だったので、連絡はたまーに程度。
2017年だったか、クラブの仲間を訪ねて長野・高遠で花見をした。また集まろうということで電話をした。スマホには出ない・・・家へ電話した。
奥さんが出た。私を覚えていてくれた。そして緩和ケアの話、奥さんが淡々と話してくれたが、内心はどうだろう。
私は、本人が苦しまないようにとの決断は正解だ、と言った。1人で何もかも決めなくてはいけないようなので、少しでも気が楽になればいいと思った。
昨年、同期の1人が亡くなった。もう悲しいのは遠慮したいが、歳相応の巡り合わせなら仕方ない。
私は13年前に癌の手術をした。手術後2年間は体調に苦しんだ。その時に「夢」世界一周を決断。定年になり、即実行。船旅の世界一周は楽しかった。引き籠りに近かったが、仲間に入れてくれた人たちがいた。ありがたい経験をたくさんした。
それに念願のエジプトのピラミッド、イースター島のモアイを見ることができた。エジプトは政情不安で長い間、渡航禁止だった。イースター島はなかなか行きづらい。両方に行けたから、もう思い残すことはない。
悠々自適と、思ったら再び新聞界へ戻ることになった。戻って3年目そろそろかなあ。
写真はブログを書く前に撮ったもの。家の近くのワタリウム美術館。キース・へリング展見たかったなあ。ワタリウムの向かいのビルの壁にへリングの書いた絵があったのが懐かしい。今は壁をばらして保管しているとか。
※駄句
善い便り悲しい便り春の雨(天愚)