３５日目
マルタ島のバレッタに入港。地中海の要塞都市だ。レモン色の石で作り上げた絶壁の海岸線、高くそびえる壁の上には砲台が並ぶ。様々な歴史に彩られた島、ナポレオンも征服に来た。近代になっては飛行機基地が置かれていた。
治安は良いようだ。朝、砲台のある砦に登ってみる。昨日ローマから帰船した友人と同行。険しいのでエレベーター、１ユーロだった。残念ながら砲台の所へは行けなかった。朝、早かったからか？１０時前ではやってないことが多そうだ。繁華街の方向へ行ってみる、やはり開店前のようだ・・・人も少ない。
歩いていると「SABWAY」という看板を発見！あれ？この島に地下鉄あったっけ？少し怖かったが、階段を降りてみる。なるほど、分かりました。これは地下道です。メインストリートは車がブンブン！安全に渡るためでした。ちなみに英国領だったので、車は左側通行、右ハンドル。
高いところから下って来たので、あっという間に郊外へ。途中、観光馬車に声をかけられたが高いので拒否。出発点に戻る途中、同じ船の高齢の女性が声をかけてきた。１人だ・・・度胸あるなあ。砲台へ行くと言うが、反対方向だと教え私たちと一緒に戻る。朝の散歩もう１万歩も歩いたと友人。私たちは観光バスに乗ることにした。１５ユーロで島中をめぐる。
このバスは結構良かった。安くはないが、隅から隅までめぐって乗り降り自由。気に入ったポイントで降りて散策、次のバスを待つ。３０分おきにバスが来るという。外国人が多いが安全だし、二階建てがいい＾＾。おかげで日に焼けました。港町で下車、昼食をとることに。
な、なんと見覚えのある顔が！私たち２人と知り合いの女性だ。２５歳くらいだったかな？１人で歩いてます！やっぱり女性の方が度胸あるんだなあ。爺さん２人は感心しきり、もう昼ごはんを、ごちそうするしかないでしょ！
ワイン１本、ペプシ１本、タコのパスタ、ピザ、サラダ、スープと頼み取り皿をもらう、すごい量だ。食べきれないだろう、と思うくらいだ。３人で少し残して満腹。タコが凄く柔らかい、これには驚いた。日本のタコとは全く食感が違う、プルプルと揺れるくらい柔らかい。タコの種類が違うのか、料理方法が違うのか、うーん・・・これなら何にでも合うなあ。
土産物店でいろいろ買い物もできた。女性はここから、スペインへ飛行機で移動してモロッコで合流するという。航空機や宿の手配など、PCでどんどんやって仲間と楽しんでいる。すごいです。
写真はバレッタの港入り口、切り立った要塞。写真の下に大砲も写っている。
