福岡に行ってきました。県を跨いでの移動解禁！世界一周の船で友達になった人が、念願の居酒屋を出した開店祝い。4月だったが、コロナで今になってしまった。行ったことがなかった大宰府へ。
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
な～そ は否定を表し間にあ入るのは已然形だったかな。
中学生の頃に習う和歌、有名ですなあ。
朝１０時前に到着、店も開いている所は少ないし、人も少ない。ここは昔の外務省？平和台球場があった場所が迎賓館だったらしい。森はこんもり、どころか森が深い。そして古木も多い。菅原道真は今でも大事にされていると感じた。
１０００年以上も前の人物が天才として語り継がれている。京から策謀で大宰府に行かされた。左遷・・・その都落ちの途中でも命を狙われたほど嫉妬された英才。天神様にある牛の像はみな寝転んでいる。それは暗殺しようと待ち伏せする敵を察して、牛が寝転んで進ませなかったということかららしい。牛車だったんだねえ。
樹齢１００年は超えているのかな？古木の枝には別の植物が寄生？共生？していた。境内の絵馬に書かれた願い事を眺めた。学問の神様だけに受験合格が多いのは当然だ。クラス全員の名前を書いたのもあった。
その中で、こんなのが！「世界のみんなが幸せになりますように」と。私は感心した、こんな人もいるんだ・・・。
境内の所々に、こんな大木がそびえている。勢いで山頂にある天開稲荷大明神まで登った。いやーキツかった。帰りは膝ガクガク。
１０００年以上も慕われている天才・道真公・・・すごいですなあ。
※駄句
千余年菅公守る夏木立（天愚）
