定年後の再就職
私は新聞社に四十数年勤めていた。ま、固いところではなくスポーツ新聞という分野でエンタメ中心だった。仕事は編集整理部というデザイナー系に近いものだった。レイアウトを考えたり、見出し＝コピーを考える。
写真と見出しで決まるスポーツ新聞。これは、１面だけではなく、小さな見出し１つでも同じだ。小さな記事に光る見出し！これで製作者の才能が分かる。しかし、打率１０割というわけではない。そこが難しいところだ。
そんな仕事を定年になって、何をするか？ まず、やり残した世界一周の旅をしたわけだ。それなりに楽しんだし、いろいろ考える時間になった。
約４ヶ月の旅行を終えて、ハローワークのシルバー人材相談コーナーに行った。９月になってから。そこで今までの経験を生かすか、新しい分野に挑戦するか迷いました。一時、事務のアルバイトを７週間くらいして、旅行中のタバコ代を稼ぎましたが辛かった。
あまり時間に縛られた経験がないので、９時～１８時のデスクワークをびっちりやるのは、初めてでキツかった。でも、休まず出勤し、完投したよ！あんまり良い仕事ぶりではなかったけれど＾＾；
求人をいろいろ検討したが、デザイナー系はやはり若い人向きかな？
ここで少し苦情を！
雇用均等法とかのせい？ 求人情報で性別、年齢を不問としているが面接で明らかに不愉快な思いをする。復数の職種を用意していて、応募の少ない方へ回されるのだ。それだったら「女性の何歳くらいの人を募集」しているとすればいいじゃないか！
書類を提出して、面接に合格したと言われて行ったら明らかに違う仕事の説明だった、と友人にも聞いた。不問にするこで”集客”して別部門へまわしているのではないか。政府は窓口を広げたと自慢、企業は人が来ないところへ回せる。
やっぱり細かく求人情報を出した方が、我々は助かると思う。いちいち「それではなくて、こっちの仕事なんですが」と言わなくて済む。
２，３件ためした結果。マンション管理人の仕事に応募した。大きな有名会社の傘下だけあって、すべてがキッチリしている。来週から２週間研修だ。サービス業の一種だと会社から言われた。フルタイムや夜勤は無理なので２勤２休、１日６時間の仕事だ。このくらいなら何とかこなせると思う。
麻雀仲間に、こんな訳でできなくなるかもと説明したら、みんなで再就職祝いをしてくれた。酒が飲めない私を連れて行ってくれたのは焼肉！仲間とはありがたいものだ。
みなさん！ありがとう！
写真は、南青山を通った時に見つけた「ハロウィン飾り」。１０月３１日だっけ？その前週の土日あたりにゾンビがあふれる。通りは化けた母子でいっぱい。渋谷の裏通りあたりには半裸のゾンビがゴロゴロと。２６、２７日そして３１日が怖い！
就活で友と秋宴終活か（天愚）
