先日、木星と土星が400年ぶりに地球から並んで見えたらしい。テレビの映像では「おーっ!」と思ったが、望遠鏡もない私には、あそこあたりか・・・くらい。
狭い我が家の空からは、相も変わらず旅客機と月のツーショットくらいしか見えない。
コロナ禍収束へ、5人以上の会食や外出を自粛するように政府や都が要請しているが、首相や議員が堂々と多人数で食事・・・。国民が。言うことを聞くわけがないだろう。リモートでやれよ!と言いたくなる。
そんな訳でということではないが、東京発着GoToが中止になる前に四国へ行ってきた。愛媛、高知、香川は行ったことがあるが、徳島は初めてだった。鳴門海峡の渦潮を見て(あまり渦巻いていなかったが)淡路島へも行ってみた。そして内陸部へも!
植物のツタで編み上げた吊り橋、蔓橋。もちろん渡りました。揺れると怖いので、ゆっくりと進む。床板の間隔が10センチほどあって、下の川面が見えるのが不気味だった。しっかりツタの欄干?に掴まりながら、床板を外さぬように歩く。
作りはしっかりしているので、壊れる心配は全くない。床板を踏みはずしたら、落ちはしないが痛いことになる。この太い蔦(シロカズラのツタらしい)が現地で入手困難になって、近隣の県にも頼っているという。
ここで寒さと恐怖を十分堪能したが、さらに50キロほど山奥に二重かずら橋があるというので行ってみることになった。途中は観光のためか。道路工事をしていてクレーン車やダンプとすれ違う。こっちの方が恐怖だった。
狭い山道、曲がりくねった道では神経が磨り減る。1時間半ほどかけて、やっと到着。
橋が2つあって、これは男橋。100メートルくらい左奥に少し小さい女橋があった。ここまで来る観光客は多くはないらしく、新たな観光場所とするために道路の整備をしている感じがあった。それにしても大変な車の運転だった。
さらに戻ると思うと気が重くて、違う道を行くことにした。これがまた大変だった。剣山という1500メートルくらいの山越え!いろは坂どころか、いろはにほへと坂だった。結局、四国山脈j縦断的な行程になってしまった。
オフ観光シーズン、人のいない自然いっぱいの徳島を満喫した。東京では考えられないソーシャル・ディスタンスの旅だった。
※駄句
蔓橋板の隙間に冬水面(天愚)